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駒形神社例大祭奉納 早池峰嶽流石鳩岡神楽
Sat.01.12.2012 Posted in 岩手県
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  平成24年9月11日(火)岩手県花巻市東和町南川目駒形にある駒形神社例大祭と、早池峰嶽流石鳩岡神楽を探訪した。

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DSC_2012komagata0001 posted by (C)dankichi0423
(志郎師匠宅の駒形神社の権現様)

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DSC_2012komagata0002 posted by (C)dankichi0423
(駒形神社の権現様に祈りを捧げる志郎師匠)

  朝9時、座中の長老、千葉志郎師匠のお宅を訪問した。駒形神社の権現様は、現在志郎師匠のお宅で安置されている。各地の奉納の際には、志郎師匠宅から、権現様をお迎えして向かうのである。今朝も、志郎師匠宅から権現様をお迎えし、駒形神社へ向かった。出発の際、志郎師匠は権現様に深く拝礼をした。権現様は、神楽の、地域の信仰の根本であることを改めて感じた。

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DSC_2012komagata0009 posted by (C)dankichi0423
(駒形神社例大祭 神おろし)

  駒形神社では、駒形神社の権現様、隠居の権現様そして佐々木家にあるかつての駒形神楽の権現様を安置し、神楽座中による神おろし、宮司祝詞。玉串奉献により、例大祭が執行された。

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DSC_2012komagata0012 posted by (C)dankichi0423
(「お通り」ご神体を乗せたトラック)

  例大祭が終わると、ご神体、松、太鼓がトラックに積まれて、ご神体が南川目、石鳩岡集落へ下りられる「お通り」である。「お通り」には、宮司、祭典役員、神楽座中が一緒に廻る。

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DSC_2012komagata0014 posted by (C)dankichi0423
(「お通り」地域の方々がもてなしてくださる)

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DSC_2012komagata0016 posted by (C)dankichi0423
(「お通り」敬虔に祈りを捧げる)

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DSC_2012komagata0024 posted by (C)dankichi0423
(「お通り」敬虔に祈りを捧げる)

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DSC_2012komagata0025 posted by (C)dankichi0423
(「お通り」地域の方々がもてなしてくださる)

  「お通り」では、集落を廻り、家々で迎えられると、宮司が四方を祓い、家人の人々はご神体を拝む。家々では、腕によりをかけられた料理や果物、お酒や飲み物が準備されており、皆にふるまわれる。ある家では、おばあさんが金一封を用意し、敬虔に手を合わせられている姿が印象的であった。「お通り」は、神人和合、神様と集落の人々が共に喜び、感謝する時間である。人々は駒形神社を「お駒さま」と親しみを込めて呼ぶ。集落の人々のお駒さまへの信仰の深さ、豊穣への祈りの強さが印象的であった。

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DSC_2012komagata0026 posted by (C)dankichi0423
(笛方正光さんの流麗な笛から神楽は始まる)

  正午には「お通り」が終わって駒形神社に戻り、直会の昼食を取り休憩を経て、神楽座中は拝殿に神楽幕を張り、神楽舞台の準備を行って、午後3時から神楽は始まった。

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DSC_2012komagata0027 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「鶏舞」)

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DSC_2012komagata0033 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「鶏舞」)

  式舞の初めは「鶏舞」座中若手の秀謙さん、利高さん。いずれも地元駒形の住人だ。彼ら若手は、仕事多忙の中、稽古をつけ、平日でも来られる限り、奉納に参加している。利高さんは、座中からは「まだまだだ」と精進を求められているが、神楽への意欲は素晴らしい。これからも、大変だろうが、頑張って欲しい。日差し差し暑い中、汗を流しながら、二人は舞台浄めの舞を美しく舞い納めた。

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DSC_2012komagata0037 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「翁舞」)

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DSC_2012komagata0038 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「翁舞」九字)

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DSC_2012komagata0042 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「翁舞」)

  続いて「翁舞」。白翁のゆったりとした舞は、光差す舞台で神々しく見えた。

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DSC_2012komagata0050 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「三番叟」高く跳躍する)

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DSC_2012komagata0051 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「三番叟」美しく上体を反らす)

  「三番叟」は、若手の利高さん。滑稽でテンポの早い曲芸的な動きを、しっかりと舞われていた。利高さんの、上体を反らす舞は、大変美しいと思う。

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DSC_2012komagata0057 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「八幡舞」)

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DSC_2012komagata0067 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「八幡舞」)

  「八幡舞」は、中堅舞上手の真也さんと、若手の秀謙さん。弓矢を手に採り左右に振り回す舞は躍動感と若さあふれる舞振りであった。八幡舞の見所、跳躍して矢を放つ舞は、美しいがなかなかファインダーに捉えるのが難しい。一年たっても未だ撮影できず、修行が足りない・・・。

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DSC_2012komagata0071 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「山の神舞」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「山の神舞」)

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DSC_2012komagata0081 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「山の神舞」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「山の神舞」)

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DSC_2012komagata0088 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「山の神舞」)

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DSC_2012komagata0099 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「山の神舞」)

  そして「山の神舞」。今年は、或る人物が、山の神の面を所望し、その魂入れを憲文会長がして下さるという、大変貴重な機会であった。山の神は、駒形神社のご祭神大山祇命こそであり、石鳩岡にとっても、神楽座中にとっても、大変重要で最高の祈祷舞である。ネリでは、反閇、九字切り、印を結び、祓い鎮めて下さり、クズシでも、刀で豪快に、幣で神妙に祓い清め、舞い納められた。憲文会長は、事前に「いやー難しいなあ」とおっしゃられていたが、全く感じさせない、威儀深く豪快な舞振りであった。

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DSC_2012komagata0105 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「汐汲」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「汐汲」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「汐汲」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「汐汲」)

  式舞はここまでで、ここからは式外舞。なんと女舞の「汐汲」が出たのである。「汐汲」は、潮を汲む様子を優雅に舞い納めたもので、「月は一つ、影は二つ、満潮の夜のくるまに月をのせて」と詠う詞章は詩情にあふれ、美しい舞曲である。座中で舞われるのも大変珍しい。舞い手は、女舞の名手収師匠である。普段は「山の神舞」を舞われることが多く、今回憲文会長が舞われたことで、「汐汲」がでたという、大変貴重な時間となった。これは私の私的印象だが、「天女」は乙女、「汐汲」の女は艶やかな魅力を醸し出す美しさがある。私は神楽で女舞に出合うと、「惚れてしまう」時があるのだが、今回の「汐汲」には「惚れて」しまった。

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DSC_2012komagata0126 posted by (C)dankichi0423
(ひと時のくつろぎ・・・)

  ここでちょっと一休み。普段見られない舞台裏に行くと、憲文会長と、笛方の正光さんが、「いやー暑い暑い」とくつろいでいらっしゃった。
  そして、休憩中、可愛らしい助っ人がやってきた。弟子神楽の綾内神楽のしおりさん。高校三年生の女の子だが、式外舞のネリ、クズシもしっかりと舞う舞上手だ。学校帰り、居ても立ってもいられなくなり、急いでやってきたという。普通の高校生の女の子だが、部類の神楽好きで、将来有望である。

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DSC_2012komagata0131 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「諷誦」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「諷誦」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「諷誦」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「諷誦」)

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DSC_2012komagata0153 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「諷誦」)

  休憩後続いて「諷誦」。今日は中堅舞上手の真也さんの舞である。若々しい勢いあふれる健さんと対照的に、真也さんの舞は、練り、クズシにおいても安定した力強さとしなやかさを兼ね備えた荒舞で素晴らしかった。

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DSC_2012komagata0155 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「天照五穀」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「天照五穀」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「天照五穀」)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「天照五穀」)

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DSC_2012komagata0173 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「天照五穀」クズシ)

  式外舞最後は「天照五穀」。天熊人命から五穀を受け取った天布刀玉命が、天照大神にお手渡しする場面を舞われている。天照大神は大いに喜び、これらを人々の食料となさんと命ずる。これが農業の始まりであるという舞である。天照大神は、式舞荒舞女舞を舞える収師匠。天照大神は女神であるが、神様であり、威厳と気品を兼ね備えなければならない、難しい舞であるが、流石収師匠である。威厳気品十分な舞振りであった。「五穀」は秋の奉納では必ず舞われる。五穀豊穣の祈りこそが、地域の人々には大きいからである。

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DSC_2012komagata0174 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「祈祷権現舞」下舞)

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(早池峰嶽流石鳩岡神楽「祈祷権現舞」)

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DSC_2012komagata0185 posted by (C)dankichi0423
(早池峰嶽流石鳩岡神楽「祈祷権現舞」火伏)

  最後は、「祈祷権現舞」。駒形神社の権現様、隠居の権現様、駒形神楽の権現様三体が綾内神楽のこうせいさん、真也さん、憲文会長により舞われた。真也さんの下舞に続き、権現様の歯打ち、あげもの褒めが行われた。「ほら、胎内くぐりしなさい。」と、座中に促されて、私達妻共々胎内くぐりをさせて頂き、所願成就を願った。すべての舞が終わった頃、日はすっかり暮れていた。
  すべての片づけが終わり、社務所で直会が行われた。宮司はじめ、憲文会長、収師匠、正光さんに御礼の御酌をし、また神楽座中とも交歓の時を過ごした。今年も三日間、暖かい時間を過ごすことができた。私にとって、第二の故郷である。これからも、命ある限り、石鳩岡に通い続けるであろう。



※この度の写真掲載に当たり、早池峰嶽流石鳩岡神楽保存会の許可を頂き掲載いたしました。また菊池憲文保存会長、菅原正光氏はじめ神楽衆の皆様、そして石鳩岡集落の皆様には大変お世話になりました。この場を借りて、篤く御礼申し上げます。
 
  
   
  
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